デジタル大辞泉の解説
[補説]書名別項。→東西南北
与謝野鉄幹(よさのてっかん)の第一詩歌集。1896年(明治29)7月、明治書院刊。四六判半切の小型本。詩53編、短歌二百数十首収録。2年前に唱えた歌論「亡国の音(おん)」での丈夫(ますらお)の歌の主張を実践した形で、虎(とら)や太刀(たち)を詠み、日清(にっしん)戦争前後の時局相を壮士風の身ぶりで歌った。「語粗意浅」「軽浮」などとも評されたが、漢詩調を交えた雄壮な作風は世に迎えられ、翌年刊の『天地玄黄(てんちげんこう)』とともに新派歌集の先駆をなした。
[新間進一]
『『明治文学全集51 与謝野鉄幹・与謝野晶子集』(1968・筑摩書房)』
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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