日本歴史地名大系 「四津屋村」の解説 四津屋村よつやむら 富山県:富山市旧婦負郡・射水郡地区四津屋村[現在地名]富山市牛島本町(うしじまほんまち)二丁目など牛島村の北の低地にあり、西は石坂(いしさか)村・石坂新村。四ッ屋・四屋とも書く。明治三六年(一九〇三)の神通川の馳越線工事により、村域のほとんどが同川の川底となった。村名は、開墾当時人家がわずか四軒のみであったことに由来するという(婦負郡志)。婦負郡に属し、寛永一六年(一六三九)以降富山藩領。天正(一五七三―九二)頃の神通川の東遷後の川跡の開拓によりできた村と考えられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by