四端説(読み)したんせつ(その他表記)Si-duan-shuo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「四端説」の意味・わかりやすい解説

四端説
したんせつ
Si-duan-shuo

中国,戦国時代の思想家,孟子が唱えた人間の道徳性に関する説。人間は,生れながらに惻隠 (そくいん。あわれみ) ,羞悪 (しゅうお。はじらい) ,辞譲 (じじょう。ゆずりあい) ,是非 (ぜひ。善悪の判断) の4つを心中にもっており,これが仁,義,礼,智という徳になるという。「端」を本源の意 (朱子説) とするか,端緒の意 (伊藤仁斎説) とするか,学者の議論が分れている。

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