四谷忍町(読み)よつやおしまち

日本歴史地名大系 「四谷忍町」の解説

四谷忍町
よつやおしまち

[現在地名]新宿区四谷三丁目

四谷伝馬よつやてんま町三丁目の西に位置する拝領町屋で、甲州道中南側の片側町。西と甲州道中を隔てた北は四谷塩よつやしお町二丁目、南は加藤氏の屋敷と先手組大縄地。東西間口は一五六間余(裏幅一五五間余)、南北裏行は東の方で二二間、西の方は一六間。文政一一年(一八二八)の家数は一六八、うち家守二三・地借三九・店借一〇六(文政町方書上)。町内には炭薪仲買問屋が多かった(諸問屋名前帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android