回分操作(読み)かいぶんそうさ(その他表記)batch operation

日本大百科全書(ニッポニカ) 「回分操作」の意味・わかりやすい解説

回分操作
かいぶんそうさ
batch operation

古いかまどでパンを焼くときのように、生産設備原料を1回分仕込んで製品をつくり、これを取り出したあとにまた新しい原料を仕込んで生産する作業方式のことであり、バッチ操作ともいう。原料を一定速度で生産設備に連続的に送入し、他方で製品を連続的に取り出す連続操作continuous operationに対する方式である。回分操作では、間欠的に原料を仕込み、製品も間欠的に取り出すばかりでなく、製造条件(温度圧力など)も運転中に時間とともに変化するので、製造条件が時間的に変化しない連続操作に比べて、運転や制御人手を要し自動化しにくく製品の品質も各回ごとに異なりやすい。概して、生産量が少なく製造時間が長くかかる場合に、生産設備に要する費用(固定費)が少なくてすむので有利である。製品の市場需要が変動する場合や、汎用(はんよう)設備で原料を少しずつ変えたり、製造条件を変化させたりして多品種の製品を少量ずつ生産する場合にも用いられる。

[早川豊彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「回分操作」の解説

回分操作
カイブンソウサ
batch operation

バッチ操作ともいう.[別用語参照]連続操作

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む