因幡国伯耆国郷村高辻帳(読み)いなばのくにほうきのくにごうそんたかつじちよう

日本歴史地名大系 「因幡国伯耆国郷村高辻帳」の解説

因幡国伯耆国郷村高辻帳(享保元年郷村高辻帳)
いなばのくにほうきのくにごうそんたかつじちよう

一冊

成立 享保元年

原本 鳥取県立博物館

解説 享保元年鳥取藩幕府提出した因幡・伯耆両国内同藩領各村の村高書上の控とみられる。村高の数値は拝領高である。末尾に五万一千五八〇石余の新田改出高を記し、その数値は正徳元年の郷村高辻帳と同一で、宝永八年以後の新田改出高はないとする。鳥取藩では以後天保郷帳の提出まで新田改出高の数値はこの数値を使っている。


因幡国伯耆国郷村高辻帳(正徳元年郷村高辻帳)
いなばのくにほうきのくにごうそんたかつじちよう

一冊

成立 正徳元年

原本 鳥取県立博物館

解説 正徳元年七月、鳥取藩が幕府に提出した因幡・伯耆両国の同藩領各村の村高の書上の控とみられる。ただし表紙および岩井郡・法美郡の一部は欠落している。村高の数値は拝領高であるが、村数は寛文四年の池田光仲宛領知目録とは同一でない。末尾に貞享元年・元禄一四年・正徳元年のそれぞれ新田改出高を両国の総計で記載する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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