因果撥無(読み)いんがはちむ

精選版 日本国語大辞典 「因果撥無」の意味・読み・例文・類語

いんが‐はちむイングヮ‥【因果撥無】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「撥無」は払いのけて顧みないこと ) 仏語。因果の理法を否定する邪見。いんがはつぶ。いんがはつむ。
    1. [初出の実例]「しかればなにによりてか因果撥無(イングヮハチム)の機あるべしといふことをいはんや」(出典改邪鈔(1337頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む