囲宿(読み)かくみやだり

精選版 日本国語大辞典 「囲宿」の意味・読み・例文・類語

かくみ‐やだり【囲宿】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「やだり」は「やどり(宿)」の変化した語。ほかに「八人」「彌足(=十分に満ち足りる意)」「家辺」とする説もある ) まわりを囲んで宿ること。
    1. [初出の実例]「夏蚕(むし)の 蝱(ひむし)の衣 二重着て 介区瀰夜(カクミヤダリ)は 豈(あに)良くもあらず」(出典日本書紀(720)仁徳二二年正月・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む