国のまほら(読み)クニノマホラ

デジタル大辞泉 「国のまほら」の意味・読み・例文・類語

くに‐の‐まほら【国のまほら】

《「ま」は美称、「ほ」は最もすばらしいことやものの意、「ら」は接尾語》国の中で最もすばらしい所。くにのまほろば。くにのほ。
「―をつばらかに示し給へば」〈・一七五三〉

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精選版 日本国語大辞典 「国のまほら」の意味・読み・例文・類語

くに【国】 の まほら

  1. ( 「まほら」の「ま」は「真」で、美称、「ほ」は「秀」で、もっともすばらしいこと、ものの意、「ら」は接尾語 ) 国のなかで、もっともすばらしいところ。国のほ。国のまほらま。国のまほろば。
    1. [初出の実例]「この照らす 日月の下は 天雲の 向伏す極み 谷蟆(たにぐく)の さ渡る極み 聞し食(を)す 久爾能麻保良(クニノマホラ)ぞ」(出典万葉集(8C後)五・八〇〇)

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