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国勢地図帳 こくせいちずちょうnational atlas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国勢地図帳
こくせいちずちょう
national atlas

ナショナルアトラス。一国の自然,経済,社会,文化などの実態を国の調査や統計などの信頼度の高い資料に基づいて,それぞれの主題図の形にまとめ,体系的に編集構成した地図帳で,国の機関またはそれに準じる機関で作成する。王立スコットランド地理学会が 1895年に完成した"Atlas of Scotland"が世界のさきがけとなったが,一般にはフィンランド地理学会の"Atlas of Finland"が最初のものといわれている (1899完成) 。その後,1906年にカナダと,各国で作成が進められ,現在世界の 80以上の国が作成を行い,カナダは第4版を完成させている。日本では明治初期内務省地理局で作成したことがあり,国の事業として 71年に着手,77年春に完成 (国土地理院で作成,日本地図センター発行) した『日本国勢地図帳』が代表的な国勢地図帳である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内の国勢地図帳の言及

【地図帳】より

… 地図帳の歴史もまた地図の歴史とともに古く,今日では,多種多様な地図帳が発行されている。国の地図作成機関などが中心となり,多数の主題図などを駆使して,その国の自然,社会,経済,文化などを地図を通して表現した地図帳を国勢地図帳(ナショナル・アトラス)と呼んでいる。現在では世界の70ヵ国以上の国々が国勢地図帳を刊行している。…

【ナショナル・アトラス】より

…一国の自然,社会,経済,文化などを,信頼度の高い調査,統計資料に基づく多数の地図を用いて体系的に表現した地図帳をナショナル・アトラス(国勢地図帳)と呼ぶ。各国のナショナル・アトラスをみると,国の地図作成機関が作成したものが多く,国の統計機関,アカデミー,大学などが作成したものもみられる。…

※「国勢地図帳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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