国平(読み)くにひら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国平」の解説

国平 くにひら

?-? 江戸時代中期の刀工
薩摩(さつま)(鹿児島県)の刀工奥忠清の甥(おい)とも,従弟(いとこ)ともいう。丸田惣左衛門正房に師事。はじめ銘を忠金,包善ときり,のち国平にあらためる。享保(きょうほう)6年(1721)幕府にまねかれた正清一平安代(いっぺい-やすよ)を後見して江戸におもむいた。「薩州住国平八十六歳作之」ときざんだ作刀がある。通称は奥太郎,総兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android