正清(読み)マサキヨ

デジタル大辞泉 「正清」の意味・読み・例文・類語

まさきよ【正清】

[1665~1730]江戸中期の刀工薩摩さつまの人。本名宮原清右衛門。将軍徳川吉宗のために刀を鍛えた功によって主水正もんどのしょう受領、その作に一葉葵を刻することを許された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「正清」の意味・読み・例文・類語

まさきよ【正清】

  1. 江戸中期の刀工。薩摩の人。名は宮原清右衛門。享保六年(一七二一同国安代(やすよ)とともに江戸に出府して、御浜御殿で将軍吉宗のために刀を鍛え、その功により主水正を受領し、その作に一葉葵を刻することを許された。寛文五~享保一五年(一六六五‐一七三〇

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「正清」の解説

正清 まさきよ

1670-1730 江戸時代中期の刀工。
寛文10年生まれ。薩摩(さつま)鹿児島藩の丸田惣左衛門正房にまなぶ。享保(きょうほう)6年将軍徳川吉宗の命により江戸の浜御殿で刀をきたえ,銘に一つ葉葵紋(あおいもん)を切ることをゆるされた。銘は主水正(もんどのしょう)藤原正清など。享保15年6月6日死去。61歳。姓は宮原。初名は清盈。通称は清右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android