国泰寺村(読み)こくたいじむら

日本歴史地名大系 「国泰寺村」の解説

国泰寺村
こくたいじむら

[現在地名]中区国泰寺町一―二丁目・東千田ひがしせんだ町一―二丁目・千田せんだ町一―三丁目・南千田西みなみせんだにし町・南千田東みなみせんだひがし

東は平田屋ひらたや川を隔てて竹屋たけや村に、西は西堂せいとう川を挟んで六丁目ろくちようめ村に対し、北東には新川場しんせんば町に続く東寺ひがしてら町がある。南は海に突き出す。新開組に属した。浅野家の菩提寺国泰寺の南方に開けた新開地で、「知新集」は「其土地国泰寺の沖手なるを以ていへり、国泰寺の田所といふにハあらす」と記し、古くはまき新開とよばれた。槙新開については同書に「元和年間稲井新左衛門か家来槙幽斎といふもの開発し依て名とす」とあり、その後さらに沖手に新田が開拓され、併せてこの地域を国泰寺村とよんだ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む