国真村(読み)くにざねむら

日本歴史地名大系 「国真村」の解説

国真村
くにざねむら

[現在地名]赤碕町高岡たかおか

大熊おおぐま村の南東に位置する。国実とも記した(給人所付帳など)地名は国実神社の祭神、国狭槌命の神名にちなむという(以西村郷土誌)。拝領高は一三五石余、本免は五ツ二分。藪役銀一一匁を課されており(藩史)、津田氏の給地であった(給人所付帳)。享保一九年(一七三四)の鈴木孫三郎所持本「伯耆誌」によれば高一四九石、竈数八。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android