国連アパルトヘイト非難決議(読み)こくれんアパルトヘイトひなんけつぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

国連アパルトヘイト非難決議
こくれんアパルトヘイトひなんけつぎ

南アフリカにおけるアパルトヘイト政策を非難する国連総会安保理決議南アの人種差別政策は,1946年に南アがインド系住民に不利な法律を制定したとインドに訴えられて以来国連で討議されるようになった。 62年の第 17回総会は,南アに対する非難・制裁,つまり加盟国の南アとの国交断絶,同国産品のボイコット,南アに対する輸出禁止を勧告し,以来南ア非難決議は幾度も採択された。たとえば 84年の南ア「新憲法」の拒否と,アパルトヘイト固定化に対する非難,85年に反アパルトヘイト活動家の殺害に対する非難など国連の南ア非難は強化された。

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