国道二七三号(読み)こくどうにひやくななじゆうさんごう

日本歴史地名大系 「国道二七三号」の解説

国道二七三号
こくどうにひやくななじゆうさんごう

十勝支庁管内帯広市から北上して大雪山国立公園層雲峡そううんきようを経由し、北見山地を越えてオホーツク海に面した紋別市に至る産業・観光路線。帯広市―十勝支庁河東かとう上士幌かみしほろ町間は国道二四一号、上川支庁上川郡上川町―同町大雪たいせつダム間は国道三九号と併用され、非併用区間の延長は一七〇・三キロ。一部糠平ぬかびら国道・上川国道・渚滑しよこつ国道と通称される。副次的に旭川市と紋別市、旭川市と帯広市を結ぶ産業・観光道路としても大きな役割を果し、昭和五九年(一九八四)五月から旭川―紋別間に高速バスが走っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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