日本歴史地名大系 「国道二三二号」の解説 国道二三二号こくどうにひやくさんじゆうにごう 北海道:留萌支庁国道二三二号日本海岸沿いの一般国道。稚内市中央(ちゆうおう)三丁目を起点とし、天塩郡天塩町・苫前(とままえ)郡苫前町を経て留萌市元川(もとかわ)町一丁目を終点とする。天塩郡幌延(ほろのべ)町の天塩大橋と稚内間は国道四〇号と重複する。実延長一二八・八キロ。近世以来明治後期に至るまでこの沿岸では道路の開削は行われず、通行はほとんど海岸の砂地を歩行し、橋もなく渡船に頼っていたが、明治二七年(一八九四)北海道庁により留萌―稚内間の工事が始まり、同三九年開通、同四〇年仮定県道西海岸線の一部に指定され、改修工事が進められた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by