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国際信託統治制度 こくさいしんたくとうちせいど International Trusteeship System

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国際信託統治制度
こくさいしんたくとうちせいど
International Trusteeship System

憲章第 12章で規定され,国連の信託を受けた統治国が,非自治地域において国連監督下で独立に向けた施政を行う制度。イギリス植民地主義の理念を継承したものだったが,すでにそのほとんどが独立し,最後に残ったアメリカ太平洋諸島信託統治地域も,信託統治理事会が 86年に終了を宣言した。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

国際信託統治制度

国連の非植民地化活動の主要なものとして憲章第12章に定められた制度で、指定された旧植民地(信託統治地域)ごとに施政権者(国家または国連)が置かれ、独立に向けた施政を行う。この制度の運営に責任を持つのが信託統治理事会(安保理常任理事国で構成)。(1)国際連盟時代委任統治領だった地域、(2)第2次世界大戦の敗戦国から分離された地域、(3)施政国が自発的にこの制度の下に置いた地域の3種類とされ、当初は11地域あったがすべて独立した。

(最上敏樹 国際基督教大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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