国際環境法(読み)こくさいかんきょうほう(その他表記)international environmental law

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国際環境法」の意味・わかりやすい解説

国際環境法
こくさいかんきょうほう
international environmental law

オゾン層破壊,地球温暖化,酸性雨熱帯雨林減少,砂漠化など,地球規模の環境問題を防止するため,二国間または多国間の協力を定めた国際法。全世界を一つにくくった環境安全確保という一般概念が保護法益として強調される。一時は国際組織や会議の決議,原則宣言,指針などの法形式が多用されたが,今日では枠組条約方式が登場。オゾン層保護のためのウィーン条約有害物質の越境移動を規制するバーゼル条約などのほか,1992年の地球サミットでは,気候変動枠組み条約,生物多様性条約が採択されている。今後はその履行確保制度の整備が課題となる。

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