日本歴史地名大系 「土ヶ谷村」の解説 土ヶ谷村つちがやむら 新潟県:栃尾市土ヶ谷村[現在地名]栃尾市土ヶ谷刈谷田(かりやだ)川の支流稚児清水(ちごしみず)川流域にあり、下流北には小貫(こつなぎ)村、上流南は本津川(ほんつがわ)村、西は栃窪(とちくぼ)村(現見附市)、東に栃尾城跡を望む山村。草分といわれる島氏は平家の子孫で、この谷に隠れ住み、木の槌を作っていたのでツチが谷とよぶようになったとの伝承がある。明応年間(一四九二―一五〇一)の国衙之日記(「古文書集」所収文書)に「壱貫文 つちかたに両人」とあり、高波(たかなみ)保に属した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by