土割(読み)ツチワリ

デジタル大辞泉 「土割」の意味・読み・例文・類語

つち‐わり【土割(り)】

農具の一。土の塊を割り砕くのに用いる、長い柄のついたつち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「土割」の意味・読み・例文・類語

つち‐わり【土割】

  1. 〘 名詞 〙(え)の長い槌。土の塊りを割り砕いて田畑をならすのに用いる。
    1. [初出の実例]「(いう)今按つちわり 耰(いう)(ふくつい)並同」(出典訓蒙図彙(1666)一〇)
    2. 「鉱(あらかね)の土割(ツチワリ)手づからに畑うち女は麻布織延」(出典:浮世草子日本永代蔵(1688)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む