…また,仏教に代わって儒教が正統的な位置を確立して,世俗的なものへの関心が強くなった。17世紀の後半に編纂刊行された中村惕斎(てきさい)の《訓蒙図彙(きんもうずい)》20巻は,日本最初の挿絵入り百科事典で,太平の世の啓蒙的な事典として広く用いられ,間もなくそれに追随した《武具訓蒙図彙》《好色訓蒙図彙》《女用訓蒙図彙》などの,部門別事典が刊行された。数々の訓蒙図彙をみると,江戸時代前期の常識を知ることができる。…
※「訓蒙図彙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...