土師忠道(読み)はじの ただみち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土師忠道」の解説

土師忠道 はじの-ただみち

?-? 平安時代前期の官吏
左大臣源信(まこと)の家人(けにん)。大納言伴善男(ともの-よしお)と対立した信が謀反(むほん)の疑いをかけられた際,弓馬に巧みだったため,貞観(じょうがん)7年(865)左馬少属(さまのしょうさかん)から甲斐権掾(かいごんのじょう)にうつされた。この特進人事は信の武力をうばう策略で,ふたりの対立の陰に太政大臣藤原良房(よしふさ)の力がはたらいたともいわれる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む