土手三番町(読み)どてさんばんちよう

日本歴史地名大系 「土手三番町」の解説

土手三番町
どてさんばんちよう

[現在地名]千代田区五番町ごばんちよう

明治五年(一八七二)に土手三番町南側・北側と、表六番町おもてろくばんちよう通北側の一部を画して成立。東は三番町、南は中六番なかろくばん町・下六番町。北に市谷いちがや門があり、西部外堀。江戸時代初期から武家地で、市谷御門を入ると正面に大番所があり、右手の土手付きに馬場が設けられていたが(寛文新板江戸絵図・延宝江戸方角安見図)、元禄期(一六八八―一七〇四)には一帯旗本の屋敷地となり、以後ほとんど変化なく幕末に至った(沿革図書など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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