デジタル大辞泉 「土殿」の意味・読み・例文・類語 つち‐どの【土殿】 喪に服す間こもる粗末な仮屋。板敷を取り除き、土間にしておく。「殿に皆集まり給ひて、―して男君たちもおはし」〈宇津保・国譲上〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「土殿」の意味・読み・例文・類語 つち‐どの【土殿】 〘 名詞 〙 貴人が喪に服して籠るための粗末な仮屋。板敷を取り除き、土間としたもの。[初出の実例]「とのにみなあつまり給て、つち殿して、男君たちもおはし、宮の君は御つぼねしておはす」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例