デジタル大辞泉 「圧し込む」の意味・読み・例文・類語 へし‐こ・む【▽圧し込む】 [動マ五(四)]むりやりに押し込む。「脱棄てた服を…其のまま押入れへ―・んで」〈二葉亭・浮雲〉[動マ下二]に同じ。「柱を少しけづりかけて、その中に―・めて」〈著聞集・二〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「圧し込む」の意味・読み・例文・類語 へし‐こ・む【圧込】 [ 1 ] 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 押しつけて入れる。むりやり入れる。へしいる。[初出の実例]「腰刀を抜て、柱をすこしけづりかけて、其中にへしこめて」(出典:古今著聞集(1254)二〇)[ 2 ] 〘 他動詞 マ行五(四) 〙 [ 一 ]に同じ。[初出の実例]「坡は人を人とも不レ思程に、千人万人をも我腹へへしこみてをくべきぞ」(出典:四河入海(17C前)二三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例