圧搾法(読み)あっさくほう(その他表記)compression process

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「圧搾法」の意味・わかりやすい解説

圧搾法
あっさくほう
compression process

油脂原料を圧搾することによって油を得る方法搾油。おもにナタネゴマ落花生などの含油量の多い (植物) 原料に用いられる。手締法,油圧法,連続式加熱圧搾法があり,普通,圧搾機が利用される。一般に油脂の収率はそれほど高くなく,また加熱,加水して行うと作業能率は高まるが,油脂の品質は低下する。最も古い製油法の一つであるが,現在もなお利用されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android