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在すがり/坐すがり イマスガリ

デジタル大辞泉の解説

いますが・り【在すがり/×坐すがり】

[動ラ変]《「いますかり」とも。「いますがあり」の音変化という》
あり」「居(お)り」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。いまそがり。
「これはここに―・る神のし給ふならむ」〈貫之集・詞書〉
(補助動詞。用言の連用形、断定の助動詞「なり」の連用形に付く)「あり」の尊敬語。…ていらっしゃる。…でいらっしゃる。
「気色(けしき)ばみ―・りとも、え書き並べじや」〈・梅枝〉
「才もかしこく―・り」〈宇治拾遺・一四〉

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

いますがり【在すがり】

( 動ラ変 )
〔「いますがあり」の転という。「いますかり」とも〕
存在の意を表す。「あり」「をり」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。いまそがり。 「翁のあらむ限りは、かうても-・りなむかし/竹取」
(補助動詞)
形容詞・形容動詞の連用形、断定の助動詞「なり」の連用形「に」またはそれに助詞「て」の付いたものに付いて、叙述の意を表す「あり」の尊敬語として用いる。(…て)いらっしゃる。 「本院の北の方の、まだ帥そちの大納言の妻にて-・りける、平中がよみてきこえける/大和 124
動詞の連用形に付いて、動作の継続の意を表す「あり」の尊敬語として用いる。 「けしきばみ-・れども、え書きならべじ物をや/源氏 梅枝

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