在南神社(読み)ありなみじんじや

日本歴史地名大系 「在南神社」の解説

在南神社
ありなみじんじや

[現在地名]高取町大字越智小字奥谷

越智氏の菩提寺である光雲こううん寺東方に鎮座する小祠。越智氏始祖親家を祀り、越智家累代の氏神であった。有南ありなみ神社とも書く。「越智氏系図」によると、建久八年(一一九七)に没した親家を有南岡に葬り、越智一族の米田将監俊武が「有南ノ廟ニ社ヲ立テ太郎親家ヲ有南ノ神ト崇メ当家ノ守護神」としたとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android