地すべり面(読み)じすべりめん

最新 地学事典 「地すべり面」の解説

じすべりめん
地すべり面

slip surface

地すべりによる剪断帯において,最終的に連続して剪断された面のこと。主変位剪断面(principal displacement shears)とも。すべり面は鏡肌を呈することが多く,地すべり方向に一致した線状構造(地すべり擦痕)や定向配列した粘土鉱物がみられる。すべり面を含む剪断帯は数cm~数十cmの厚さを有し,母岩の破砕による細粒粘土化(地すべり面粘土の形成)が進んでいる。剪断帯は,最大剪断応力が作用する面(主働・受働破壊面に相当)に沿った位置と,地層中の剪断強度が低い構造的な面(層理面・断層面・不整合面など)に沿って形成される。地すべりに関する文献・図書では「すべり面」と記載されることも。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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