地搗き(読み)じつき

精選版 日本国語大辞典 「地搗き」の意味・読み・例文・類語

じ‐つきヂ‥【地搗・地築】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じづき」とも )
  2. 家を建てる前に、土台地面をならしてつき固めること。地固め地形(じぎょう)
    1. 地搗<b>①</b>〈近世職人尽絵詞〉
      地搗〈近世職人尽絵詞〉
    2. [初出の実例]「地築(ぢツキ)石築千本築なども音頭とりの小哥に合てひゃうしをとるぞ」(出典:俳諧・類船集(1676)遠)
  3. 物事基礎をかためること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android