日本歴史地名大系 「地方村」の解説 地方村じかたむら 香川県:丸亀市地方村[現在地名]丸亀市西本町(にしほんまち)一―二丁目・幸町(さいわいちよう)一―二丁目・城西町(じようせいちよう)一―二丁目・城南町(じようなんちよう)・前塩屋町(まえじおやちよう)一丁目城下の西および南に隣接し、一部が外堀に沿う。那珂(なか)郡に属し、城下西側の村域は西は中府(なかぶ)村、北は塩屋(しおや)村、城下南側の村域は東は鵜足(うた)郡土居(どい)村、南は山北(やまのきた)村に接する。慶長年間(一五九六―一六一五)の生駒氏築城・城下町建設の際丸亀浦とよばれた地は、寛永一七年(一六四〇)の生駒領高覚帳では四〇六石余の田畝があったが、同一八年入封した山崎氏の城下建設に伴い町方と地方が区別され、のち城下周辺に村が形成された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by