精選版 日本国語大辞典 「地獄の沙汰も金」の意味・読み・例文・類語 じごく【地獄】 の 沙汰(さた)も=金(かね)[=銭(ぜに)] 「じごく(地獄)の沙汰も金次第」の略。[初出の実例]「きけばただ地獄のさたも銭なれや たて山領を守護ぞおさふる」(出典:俳諧・犬筑波集(1532頃)雑)「此書付を読み畢って、一座の諸仙大にあきれて、誠に地獄(ヂゴク)の沙汰(サタ)も金(カネ)といふ諺も、いま思ひあたれりと」(出典:浮世草子・風俗遊仙窟(1744)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例