最新 地学事典 「地質図幅」の解説
ちしつずふく
地質図幅
quadrangle geological map
地理上の一定図郭(緯度経度)に基づいた地質図。さまざまな国がさまざまなスケールで作成している。日本では産業技術総合研究所地質調査総合センター(旧,地質調査所)で作成されているが,かつては北海道など地方自治体で作られることもあった。日本ではE. Naumann立案による20万分の1地質図幅「伊豆」の刊行(1880年代)が最初である。一時期,7万5千分の1地質図幅が作成されたが,現在は,国土地理院が定めた図郭に基づいた5万分の1地質図幅と20万分の1地質図幅が刊行・販売されている。前者は地質図と説明書がセットになっており,後者は地質図裏面に地質説明が記述されている。同センターのウェブサイトから地質図及び説明書の電子データをダウンロードできる。
執筆者:内野 隆之・中井 均
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

