デジタル大辞泉
「地震波トモグラフィー」の意味・読み・例文・類語
じしんは‐トモグラフィー〔ヂシンハ‐〕【地震波トモグラフィー】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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知恵蔵
「地震波トモグラフィー」の解説
地震波トモグラフィー
X線や超音波などによる人体のCT(コンピューター断層撮影)と同様の原理で、地震波速度の3次元的分布を求め、地球内部の様子を明らかにする診断手法。震源から観測地点まで地震波が到達する時間は、地球内部の不均質性を表す。様々な方向からのずれを地震波の通過経路に逆投影することで、地震波の速度異常の分布を推定。これからマントル内にスーパープルームの存在が推定され、6億年にわたる沈み込みの歴史と関連づけて、地球の表層から深部まで全体像の動きを捉えるプルームテクトニクスが提唱された。
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
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