plume tectonics
マントル内の大規模な物質対流運動(プルームと呼ぶ)によって地球のテクトニクスを説明する仮説。マントル内は不均質で,大規模な物質対流が生じている。地震波トモグラフィが示す相対的低速度域は高温上昇流(プルーム)とされ,プレート沈み込み域周辺は相対的に低温域である。鉱物の相転移のため,マントル深部では岩石は高密度に変わる。沈み込んだプレートは周囲のマントルとの密度差のため,上部・下部マントル境界(約670km深)で滞留するが,巨大化するとマントル底まで急落下し,入れ替わりに巨大プルームが上昇すると説明される。S. Maruyama(1993)提唱。参考文献:S. Maruyama(1993) J. Geol. Soc. Japan, Vol.100: 24
執筆者:磯﨑 行雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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