地頭片山村(読み)じとうかたやまむら

日本歴史地名大系 「地頭片山村」の解説

地頭片山村
じとうかたやまむら

[現在地名]山手村地頭片山

西郡にしごおり村の枝村で同村の東に位置。山陽道が通る。応永二七年(一四二〇)四月二三日の明紹寄進状(吉備津神社文書)によれば「片山之内座主先所之家敷」にあった畠一〇代が蔵阿弥陀仏に寄進されている。天正一〇年(一五八二)一二月二六日の庭郷社領書出(同文書)に難波藤兵衛分として、「片山ノ下」の田一段二〇代分八斗四升、畠一〇代分一二〇文・同二段分枡一石二斗がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android