坂上里(読み)さかがみのさと

日本歴史地名大系 「坂上里」の解説

坂上里
さかがみのさと

古代郷里制下のくずみ郷の里。天平七年(七三五)九月の平城京跡出土木簡(「平城宮木簡概報」二二―二四頁)に「久郷坂上里」とみえる。比定地は同じく木簡にみえる坂本さかもと里との関係、および坂上を坂の上という地形による地名と考え、現伊東市馬場ばば町の葛見くずみ神社付近の海岸段丘上から台地にかけての伊東大いとうおお川右岸とする説が妥当か。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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