坂上(読み)サカノウエ

デジタル大辞泉 「坂上」の意味・読み・例文・類語

さかのうえ〔さかのうへ〕【坂上】

姓氏の一。古代の渡来系氏族。奈良時代平安時代に苅田麻呂・田村麻呂らの武人ほか歌人明法みょうぼう博士も出した。
[補説]「坂上」姓の人物
坂上郎女さかのうえのいらつめ
坂上是則さかのうえのこれのり
坂上田村麻呂さかのうえのたむらまろ
坂上望城さかのうえのもちき

さか‐うえ〔‐うへ〕【坂上】

坂をのぼりきった所。坂の上。⇔坂下

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精選版 日本国語大辞典 「坂上」の意味・読み・例文・類語

さか‐うえ‥うへ【坂上】

  1. 〘 名詞 〙 坂をのぼりきった所。坂の上。
    1. [初出の実例]「其所へ来ると、坂下と坂上(サカウヘ)が両方共二股に割れて」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石報告)

さかのうえさかのうへ【坂上】

  1. 姓氏の一つ

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