デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂合部稲積」の解説 坂合部稲積 さかいべの-いなつみ ?-? 飛鳥(あすか)時代の官吏。斉明天皇5年(659)遣唐使にくわわり,途中東シナ海で遭難。大使の坂合部石布(いわしき)をはじめおおくの者は漂着した島で住民に殺されたが,稲積らは島民の船をぬすみ脱出して中国本土につき,役人により洛陽におくられたという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例