デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂東又九郎」の解説 坂東又九郎(初代) ばんどう-またくろう 1632-1700 江戸時代前期の歌舞伎役者。寛永9年生まれ。初代森田勘弥の父。坂東系の祖。京都で道外方(どうけがた)として名をあげ,のち江戸で座元もつとめる。所作事の名人として名をはせ,振り付けもよくし江戸舞踊に貢献した。元禄(げんろく)13年4月10日死去。69歳。 坂東又九郎(2代) ばんどう-またくろう ⇒森田勘弥(もりた-かんや)(2代) 坂東又九郎(3代) ばんどう-またくろう ⇒森田勘弥(もりた-かんや)(3代) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の坂東又九郎の言及 【守田座(森田座)】より …江戸三座の一つ。1660年(万治3)森田太郎兵衛によって,木挽町に創設されたが,61年(寛文1)太郎兵衛は引退し,坂東又九郎の次男又七を養子として森田勘弥を名のらせ太夫元にし,又九郎に座元を譲ったという。しかし創設の経過については明らかでない部分が多い。… ※「坂東又九郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by