坊方村(読み)ぼうかたむら

日本歴史地名大系 「坊方村」の解説

坊方村
ぼうかたむら

[現在地名]丹生川村坊方

北部を小八賀こはちが川が西に流れ、ほぼ中央を平湯ひらゆ街道東西に走り、集落は道沿いに点在して東西に長い。西は町方まちかた村。真宗大谷派浄願じようがん寺付近に二里塚の碑石がある。町方村とともに南方みなみかたと称した。慶長一〇年(一六〇五)飛騨国郷帳に村名がみえ、高四六七石余、田三五〇石余・畑一一六石余、物成高一四〇石余。同一八年郷帳では四二五石。元禄検地反歩帳の高六四四石余、田四七町八反余・畑一七町八反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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