改訂新版 世界大百科事典 「坤輿図識」の意味・わかりやすい解説
坤輿図識 (こんよずしき)
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…一方,実証的な天文地理への反対論の代表,釈円通の《仏国暦象編》(1810)や,庶民の空想をそそる奇怪な通俗世界地理書も刊行された。幕末期に入ると蘭学者の研究はますます詳密になり,箕作(みつくり)省吾の《坤輿図識》(1845),《坤輿図識補》(1846),その死後父の阮甫(げんぽ)が著した続編の《八紘通誌》(1851),杉田玄端の《地学正宗》(1851)は広く普及した。また対外危機の切迫につれ,政治的見地からの研究も多くなった。…
※「坤輿図識」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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