垂天(読み)すいてん

精選版 日本国語大辞典 「垂天」の意味・読み・例文・類語

すい‐てん【垂天】

  1. 〘 名詞 〙 雲などが天から垂れ下がること。また、その空。あるいは、高く遠い所。
    1. [初出の実例]「若使騏足於釜竈、籠鵬翼於樊籬、責其滅没、課之垂天豈不難哉」(出典性霊集‐四(835頃)劉庭芝集書上表)
    2. 「此鳥形は鷲に似て、翼は垂天(スイテン)の雲の如く」(出典:宝の山(1891)〈川上眉山〉二)
    3. [その他の文献]〔荘子‐逍遙遊〕

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普及版 字通 「垂天」の読み・字形・画数・意味

【垂天】すいてん

空から下る。

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