垢衣(読み)コウイ

デジタル大辞泉 「垢衣」の意味・読み・例文・類語

こう‐い【×垢衣】

あかのついた衣服

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「垢衣」の意味・読み・例文・類語

こう‐い【垢衣】

  1. 〘 名詞 〙 あかのついた衣服。
    1. [初出の実例]「筒袖の垢衣、兵卒の背を脱して転売す」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉四)
    2. [その他の文献]〔劉考綽‐答雲法師書〕

く‐え【垢衣】

  1. 〘 名詞 〙 あかでよごれた衣類。こうい。
    1. [初出の実例]「献る可き物无し。但垢衣有り。幸に受け用ゐよ」(出典:日本霊異記(810‐824)中)

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普及版 字通 「垢衣」の読み・字形・画数・意味

【垢衣】こうい

汚れた衣。

字通「垢」の項目を見る

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