垣下饗(読み)カイモトアルジ

デジタル大辞泉 「垣下饗」の意味・読み・例文・類語

かいもと‐あるじ【垣下×饗】

垣下かいもとの座について、もてなしを受けること。
「おほし―はなはだ非常にはべりたうぶ」〈少女

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「垣下饗」の意味・読み・例文・類語

かいもと‐あるじ【垣下饗】

  1. 〘 名詞 〙 垣下(かいもと)の座について、饗応を受けること。
    1. [初出の実例]「おほしかいもとあるじはなはだひざうに侍りたうぶ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)乙女)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。正月は丑(うし),午(うま)の日,2月は寅(とら),酉(とり)の日というように月によって...

一粒万倍日の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android