埃塗(読み)ほこりまみれ

精選版 日本国語大辞典 「埃塗」の意味・読み・例文・類語

ほこり‐まみれ【埃塗】

〘名〙 (形動) =ほこりまぶれ(埃塗)
※社会観察万年筆(1914)〈松崎天民〉蛮カラ列伝「旅宿牡丹屋へ、塵埃塗(ホコリマミ)れの靴を脱いだ一人旅客がある」

ほこり‐まぶれ【埃塗】

〘名〙 (形動) ほこりにまみれること。ほこりだらけになること。また、そのさま。ほこりまみれ。
※俳諧・江戸十歌仙(1678)一「都かへり荷口を払へ萩の露〈幽山〉 ほこりまぶれの鹿の起伏春澄〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android