埃塗(読み)ほこりまみれ

精選版 日本国語大辞典 「埃塗」の意味・読み・例文・類語

ほこり‐まみれ【埃塗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =ほこりまぶれ(埃塗)
    1. [初出の実例]「旅宿牡丹屋へ、塵埃塗(ホコリマミ)れの靴を脱いだ一人旅客がある」(出典:社会観察万年筆(1914)〈松崎天民〉蛮カラ列伝)

ほこり‐まぶれ【埃塗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ほこりにまみれること。ほこりだらけになること。また、そのさま。ほこりまみれ。
    1. [初出の実例]「都かへり荷口を払へ萩の露〈幽山〉 ほこりまぶれの鹿の起伏〈春澄〉」(出典:俳諧・江戸十歌仙(1678)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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