埋もれた港(読み)ウズモレタミナト

デジタル大辞泉 「埋もれた港」の意味・読み・例文・類語

うずもれたみなと〔うづもれたみなと〕【埋もれた港】

原題、〈イタリアIl Porto Sepolto》イタリアの詩人ウンガレッティの処女詩集。第一次大戦の従軍中に書きためた作品を、1916年、私家版で80部のみ印刷・配布したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の埋もれた港の言及

【ウンガレッティ】より

…第1次世界大戦に際しては対オーストリア戦線に参加。死に囲まれた塹壕のなかで,あらゆる虚飾を振り落とした短詩を書きとめ,処女詩集《埋もれた港》(1916)を発表。これが伝統的な修辞法に縛られた旧来のイタリア詩の流れを断ち切り,一挙に純粋詩の地平をきりひらいた。…

※「埋もれた港」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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