埋蔵量不確実性評価(読み)まいぞうりょうふかくじつせいひょうか

最新 地学事典 「埋蔵量不確実性評価」の解説

まいぞうりょうふかくじつせいひょうか
埋蔵量不確実性評価(石油・天然ガスの)

uncertainty evaluation of petroleum reserves/resources

石油・天然ガスは地下深部に存在する貯留岩に集積しており,地震探査など遠隔の物理探査の情報や限られた坑井データに基づいて埋蔵量が推定されることから,算定には常に不確実性を伴い,確度が高い小さな埋蔵量から確度が低い大きな埋蔵量まで幅を伴った評価となる。埋蔵量の不確実性は国際的なガイドラインであるSPE-PRMS(“埋蔵量”の項を参照)に基づいた評価が行われており,石油・ガスの存在の確からしさに基づいて油・ガスの分布エリア区分・埋蔵量算定パラメータを一意に定義する決定論的手法(deterministic method)や同パラメータの不確実性を確率分布で定義して算定する確率論的手法(probabilistic method)を用いる。開発・生産中あるいは開発予定の埋蔵量(reserves)は確度が高い方から確認(proved),予想(probable),推定(possible)に区分し,当座開発見込みがない既発見埋蔵量および未発見埋蔵量(contingent/prospective resources)ではlow/best/highの3ケースを定義して不確実性を表現する。確率論的手法では,90%以上の確度の保守的な見積もりをlow estimate(reservesではproved),50%以上をbest estimate(同,proved+probable),10%以上の楽観的なケースをhigh estimate(同,proved+probable+possible)と定義する。

執筆者:

参照項目:埋蔵量

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む