城崎神社(読み)きのさきじんじや

日本歴史地名大系 「城崎神社」の解説

城崎神社
きのさきじんじや

[現在地名]園部町上木崎町

上木崎かみきざき集落南方、旧京街道を北に入った所に鎮座。祭神武甕槌命・経津主命・天児屋根命・比売神。旧村社。「三代実録」元慶六年(八八二)一〇月九日条に「丹波国荒井神、城崎神並従五位下」とみえる城崎神は当社といわれる。鎌倉時代に春日神を祀り、春日明神と称していたようである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android